DoNAジャーニー総集編 IV ~留学前一人旅編~

おはようございます。DoNA-Emonでございます。卒論に向けての実験に追われてはいますがなんとか人生エキサイトしております。

 

さて、今回は留学以前の2・3回生時に訪れたオセアニア、東南アジアについて綴ろうかと思います。(ニュージーランドの前に寄った香港は今回未掲載とします。悪しからず)

 

*情報はかなり古いです。

最新情報については各々にて。

 

 

 

1. ニュージーランド New Zealand(NZ) 🇳🇿

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海外初温泉 @ロトルア

期間:2018/03/10~14 滞在場所:オークランド、ロトルア

公用語:英語、マオリ語 通貨:ニュージーランド・ドル (≠米ドル)

 

*以下、ニュージーランド → NZ

 

治安:B(オークランド), A(ロトルア)

オークランドなどの都市部はスリ・ひったくりなどの旧犯罪が急増しているらしく、極度に恐れる必要はないけど油断は禁物。田舎は至って平和。 

 

観光ネタ:A

文化よりは島国ならではの独特な自然を楽しむのがメイン。地熱地帯で温泉の楽しいロトルアだけでも十分ではあるが、南島には世界で最も美しい星空を拝めるテカポなど、見所の広さは申し分ない。

そして、ヒツジの数の莫大さはホンモノ。

ちょっと田舎に足を運べば至る所にいる。

 

物価:D

立派に先進国なだけあって高い。

 

食事:C

あまりに高い外食費の高さの洗礼を浴びて困ったらハンバーガー先生に頼りましょう。

 

現地人:A

国の経済・社会の基本が整っているため、みんな心に余裕がある。

スーパーで売り物の食べ物を買ってもないのに齧ってるのを見た時は流石にドン引きましたけどね。

 

利便性:B

英語圏なので、言語の壁が著しく低くなる。一方で、オークランド市内では電車が広くは開通されておらずバスがメインとなるのだが、次の停車地などの案内がバス内に表示されない。携帯のGoogle MapのGPSを追うなどの対処が必要。

一方、欧米圏らしくクレジットカードは広く通じる。

 

ネット:C

カフェのネット環境は悪くないが、宿のWi-Fiが時間制限付きに容量制限付きなのはいくらなんでも鬼畜すぎる。恥を知るべし。

モバイル回線は3Gしか通らないが、特に生活に困るレベルではない。

 

天候:B

暑すぎず、寒すぎない程よい天気である。緯度がより高くなる南島はより寒くなると思われ。

なお、正午の太陽の向きは北側なので注意。

 

水質:A

物価が高いので、水道水で節約するといいのでは。

 

総括

人生で初めての海外一人旅の最初の宿泊滞在先。まだ旅の経験も少なく、英語力も執筆現在よりはるかに低かったこともあって生きて歩いていけるかが大きく不安ではあったが、人々の穏やかさや落ち着いた空気に助けられつつ、独自の自然などNZの見どころを特にトラブルなく楽しめたのは恵まれたという一言に尽きる。特別刺激のあるところではなかったけど、のんびり過ごすことの楽しさを早くから知れたのもまた一興。

今回は北島だけだったので、次はテカポやクライストチャーチなど南島も楽しみたいもの。

 

2. オーストラリア Australia 🇦🇺

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オーストラリアの代名詞

期間:2018/03/14 ~ 22 滞在場所:シドニーメルボルン

公用語:英語 通貨:オーストラリア・ドル

 

治安:B

シドニーメルボルンともに都市部ではスリ・ひったくりが近年急増しているので要注意。また、何もオーストラリアだけじゃないが、危険な地区と比較的安全な地区の把握は要徹底。筆者の時はなかったが、友人はマジモンのストリートファイトに遭遇したらしいので、出くわしたらそそくさと脱出すべし。

 

観光ネタ:A

シドニーやオペラハウス以外特になし。メルボルンはオシャな街並み参拝とモダンアートがメイン。一方、(筆者は訪れていないが)リゾートで名高いゴールドコーストグレートバリアリーフを拝めるケアンズではよりオーストラリアらしさを楽しめる。

 

物価:D

ニュージーランド同様、欧米圏の厳しさを実感できる。

 

食事:C

ニュージーランド同様、困ったらハンバーガーに頼るべし。

パンケーキやRock Oysterは悪くないけどハード。

 

現地人:A

基本はおおらかで優しい。 NZ人よりかはやや粗暴気味かも知れないが、気にならないレベル。かつての白豪主義ゆえか、NZに比べて人種差別がやや怖いところもあったが特に問題は感じなかった。

 

利便性:A

ゴリゴリの英語圏なので、言葉には困らない。 相変わらずバスは次の停車地などの案内がなくて不便なところはあるが、シドニーではバス運賃に期間内上限がある。つまり、一定の回数以上乗れば運賃がかからなくなるため、先述の不便さを我慢して積極的に頼るべし。また、市内電車もNZよりは広く整備されているので観光はいくらか楽。

一方、メルボルンではフリートラムというマジで無料で乗り回せるとんでもない代物が整備されている。観光の見所も大体このフリートラムゾーン内にあるので、積極的に使っていこう。

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メルボルンのFree Tram Zone(2018年3月時点)

 

また、クレジットカードの通用率も当然ながら高い。

 

ネット:C

制限付きWi-FIというf**k仕様はオーストラリアでも健在。

モバイル回線は4Gが開通しており、NZよりかはやや快適

 

天候:B

残暑の時期となる3月でさえも気温は平気で30℃を容赦なく超えるなど、基本的に温暖な気候となる。

 

水質:A

物価が高いところでの節約は常識。

 

空港の検査の厳しさ:SS

海に囲まれて地理的に隔離されているオーストラリアでは独自の生態系が育まれているため、入国時の外からの持ち込みにもっっっっっっっっっっのすごく過敏。でっかい探知犬が入国後の荷物レーン付近にウヨウヨしてる徹底ぶり。動植物由来のものを何か持ち込もうものなら細かくチェックされる。他の国の検査では多少気楽に行く精神も時に大事だけど、この国に関しては少しでも不安ならとにかく自己申告する心構えでないと痛い目を見かねない。

(ちなみに筆者はNZで買ったマヌカハニーを申告しました)

 

総括

初めての一人旅でNZから入国した国。同じオセアニアではありながらも、やや荒々しくともパワーあふれる風情など、NZとの確かな違いはきちんと存在していたように感じた。一方で、メルボルンのヨーロッパらしく小洒落た街並みでキラキラ大学生になった気分を味わえたのもある種意外でよき。治安面の不安は拭いきれないものの、開放的でハジけた空間は大学院留学なり企業の海外駐在なりで将来暮らしてみたいと充分に思えるものであった。

今回は街歩きだけだったので、次はリゾート・自然観光を目当てにリベンジせんとす。

 

3. タイ Thailand 🇹🇭

 

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寺と河のコンビ

 

期間:2019/03/09 ~13 滞在場所:バンコク、アユタヤ(日帰り)

公用語タイ語 通貨:バーツ

 

治安:B ~ E(バンコク)、B(アユタヤ)

 訪れた当時はすでに軍事政権に移行していたものの、主要な観光地は夜も賑やかで出歩く分はさほど問題はない。一方で、現在のように抗議デモが勃発すると一気に危険度が増すので、コロナ禍が明けて以降バンコクを訪れる場合は要注意。

アユタヤに関しては特に大きな問題は感じなかった。

 

観光ネタ:S

東南アジアで唯一欧米の植民地化を免れただけあって文化の独自性はピカイチ。寺院参拝だけでも日本との違いは満載で飽きない。また、バンコクにはモノホンのタヒ体を拝めるイカれにイカれた病院博物館が存在する。

バンコクから足を伸ばしていけるアユタヤの年季のある寺院仏像も乙。 

他にも、古都チェンマイやリゾートたるプーケットなど、地方にも抜かりなし。

 

物価:S

物価の安さはもはや天国。結構高級なレストランで相当量頼んでも1000円台行くか行かないかはぶったまげもん。宿泊料のコスパも素晴らしい。微笑みの国と言われるのも納得(?)(?) 

 

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旅の醍醐味満点

食事:S

タイ料理の独自性は文句なし。何があるのかよく分からなくてもテキトーに頼んどきゃうまいもんが出てくる。食事に困りやすい海外にしては珍しく食事が楽しい国。 

 

現地人:B

微笑みの国らしく、旅人には基本親切。ただし、先進国とはまだ言えない状況下、犯罪目的のよろしくない人も少なくないので注意すべし。英語は観光地ならだいたい通じる。

そしてアユタヤ駅から降りて直後に待ち構えてるトゥクトゥクのおっさんたちはとにかくウ○イ。

 

利便性:C

トゥクトゥクに代表されるタクシーを楽しむのもいいが、車道は整備不足で四六時中混雑するので勧めない。バスも不便と言わざるを得ず、メトロとチャオプラヤ河を渡る船がメインとなる。アユタヤはトゥクトゥクで面倒な交渉を重ねながら回るのもいいが、自転車レンタルがおすすめ。

クレジットカードが使えないところも少なくないので現金が多めに必要になる。

 

ネット:S

SIMカードコスパの良さは絶大。2週間で4GBのプランが1000円もしないのは素晴らしい。田舎であるアユタヤでも4G回線はばっちし通る。 

宿やカフェのWi-Fiもよく整備されている。

 

天候:B

バンコクであれアユタヤであれ熱帯だけにとにかく暑い。バンコクの場合は湿気も加わるのでかなり体力が消耗される。

 

水質:D

水道水を直で飲むのは必ず避けましょう。

物価も安いので店で買って飲むこと必須。

 

総括

かねてより東南アジアに興味があり、その中でも何かといい評判を聞く国だったので訪問。これまで訪れたり住んでいたりした国々(大体欧米圏)とは全くと言っていいほど異なる風情の刺激はあまりにも圧倒的で歩くたびに旅をする楽しさを味わえた。料理や文化の独自性に関しても抜群そのもので旅に対する認識がより一層深まったように思う。現在こそコロナや抗議デモなどでてんやわんやではあるが、経済成長真っ只中な国ならではの活気は確かなものでこれからの成長が楽しみなところ。

先述のオセアニア同様、リピートを是非ともしたい国の一つ。

 

4. シンガポール Singapore 🇸🇬

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真のマーライオン

期間:2019/03/13~17 

公用語:英語、中国語、マレー語、タミル語   通貨:シンガポール・ドル

 

治安:SS

Fine Country と言われるレベルの法規制の厳しさは流石のもの。裏道までも徹底して清潔になっているのは一周回って怖いまである。 スリ・ひったくりに対する意識は最低限レベルで充分。

 

観光ネタ:C

拝むものといえば紺青の拳にも出たマリーナ・ベイ・サンズとマーライオンぐらい。

中国系・マレー系・インド系からなる多民族国家ならではの風景は日本じゃまず見られないので、街歩きや人間観察を楽しむことが大切。

 

物価:C

治安の良い先進国の代償はやはり存在する。治安と物価はトレードオフの関係(取捨選択)にあると心得るべし。 

 

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シンガポール名物 海南鶏飯(Hainan Chicken Rice)

 

食事:A

海南鶏飯やフィッシュヘッドカレーをはじめ、アジア料理のエッセンスを多様に取り入れている。ただし、物価が高いのでホーカーズと呼ばれる大衆食堂で節約することが重要。

 

現地人:A

先進国なので心の余裕もバッチリ。タイと比べてややクールな雰囲気が強いが、ホスピタリティは万全。英語は当然通じはするのだが、シングリッシュが如何せん厳しい。

 

利便性:S

英語圏にはなるので言葉のハードルは「「「一応は」」」低くなる。メトロやバスの整備も広く細かく、タクシーなんぞに頼らなくとも十分回れる。

また、先進国の一角に恥じず、クレジットカードは普通に通用する。

 

ネット:A

使ってたsimが悪かっただけかもしれないが、モバイル回線の通りがやや不安定ではあった。

Wi-Fiは特に問題なかったはず。

 

天候:C

熱帯ゆえ基本的に暑い。さらに、タイとは違ってスコールと呼ばれるにわか雨が頻繁に襲ってくるのも悩みもの。

 

水質:A

物価が高めなので節約もいいかもしれない。

 

総括

飛行機から降りて空港に入った瞬間にあまりの綺麗さに戦慄してほんとにタイと同じ東南アジアなのかと疑ってしまっては期待が大いに膨れ上がった国。その期待通り道の隅々までもが綺麗に綺麗で逆に自分が不審者にならないように気を遣う逆転現象が起きたのは今でも珍しい。

先述の通り、最低でも3つの民族が当たり前のように入り乱れている、多様性を大いに感じさせる風景は外国人比率が2%しかない日本ではまず味わえることはなく、オセアニアとはまた違う意味で将来長期生活を送ってみたい国の一つ。

 

 

 

 

 

そしてあのちっさいマーライオン参拝必ずリベンジするぞ

 

最終総括

ついに勢いに任せて意を決して本格的な海外一人旅をすることにして訪ねたオセアニア2国は、人口が少ないだけに日本に比べて活気こそ劣りはするものの、立派な先進国ならではのおおらかで大いに余裕のある空気は快適そのもので英語力が決して高くはない旅行初心者だった筆者でも落ち着いて楽しむことができた。

一方、その翌年に行ったタイ・シンガポールといった東南アジアは地政学上重要な位置に存在することもあってか、凄まじい経済成長を背景とした活気を充分に感じた。次の世界の覇権が米国からアジアに移りつつあることが、実際に訪れてよく肌に伝わってきたように思う。

 

やはり知らない土地を歩き回る経験は貴重の一言に尽きますなぁ。

(コロナ早く収束してくんねえかな マジマジのマジで)

 

 

 

DoNA-Emon

 

Twitter: @Macnobi_666, @iPanobi_777(旅垢)