DoNAジャーニー総集編 I 〜2019-2020年越し欧州+α編〜

こんにちは。オスロ留学終了まで残り半分を切ってしまったDoNA-Emonです。

今年の夏には院試が控えていることもあって、今期受講している授業(分子生物学、進化生態学など)を利用しつつ進捗を生まんとしている次第であります。

 

さて今回のブログですが、これまでとはテイストを変えて以前行った外国旅行を国・地域ごとに綴っていこうと思います。第1回はつい先日の3週間越えの欧州旅と+α (イギリス、ベネルクス中欧)と最新の物にはなってしまいますがご了承。

各国ごとに以下の項目でS,A,B,C,D,...的にまとめて評価を綴ろうかと思います。

(*あくまで個人の意見で執筆当時のものです。)

・治安

・観光ネタ

・物価

・食事

・現地人(人柄など)

・利便性(市内国内交通、アクセスのしやすさ、カードの通りなど)

・ネット(Wi-Fi, simモバイル回線)

・天候(雨の降りやすさ、気温、日照時間)

・水質(水道水飲めるかどうか)

 

今回公開しない分もTwitterの#DoNAジャーニー のタグで検索すれば見れるのでよろしくお願いします......

*幾らか修正・追記しました。(2020/10/10)

 

 

 

 

0. イギリス United Kingdom 🇬🇧

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期間: 2019/12/11~14 滞在場所: ロンドン(英国・イングランド首都) 

公用語: 英語 (他にもいろいろあるらしい) 通貨: ポンド (£1 ≒140円強)

 

治安:B

ロンドンに行く2週間前ほどにテロが発生してたしEU離脱の絡んだ総選挙と被ったし何より大都会だったしでかなり不安ではあったが、スリの気配は結構薄かったし、暴力的な雰囲気も感じられなかった。ただただテロが恐怖(あくまでロンドンに限る)

ただし、執筆現在ではもうEUを抜けるため、これから行く人は治安に要注意

 

観光ネタ:S

やはり世界でもトップクラスな大都市とあって、ハリーポッターシャーロックホームズとかの世界的キャラネタや、世界最速で産業革命を成し遂げては一時期は一大帝国まで上り詰めた歴史を有してるだけあってロンドンだけでも見所に文句なし。ナショナルギャラリーも割と規模容赦ないし、丸一日で回り切るのは無理圧倒的無理

大学都市のオックスフォードとか、湖水地方ハリーポッター作者の故郷スコットランドまで足を伸ばせばより楽しいこと間違いなし。

 

物価:E

ノルウェー留学してる身でも流石に食費は高すぎる。そして宿のコスパはこれまで行った国の中ではワーストクラス。博物館の入場料はタダだけどクロークで金を毟り取る謎仕様。バックパッカー気分かなぐり捨てて短期旅行として割り切らないと精神すり減る

 

食事:C

フィッシュアンドチップスはニュージーランドで十分その酷さを味わったのでここでは回避。代わりに欧州トップレベルのラーメン区域なのでラーメンにありついた。一杯2000円ぐらいは普通にしたがそんなもん知ったこっちゃない。スイーツは控えめに言ってGood.

 

現地人:A

大都市ってことで悪名高きパ○よろしくガラ悪いかと当初は勘潜ってた。が、現地人にそれなりの経済力があったり、観光客がみんな自国の言葉である英語を使ってたりすることからか、接客態度はかなり良かった。他の国々と違って明らかに外国人慣れしてる。

 

利便性:S

何より英語圏であることが最大の利点。モバイル電波の通りこそ悪いが、世界最古の歴史を誇りし地下鉄Tube様様が随所に張り巡らされてて回れる範囲も広い。有名な二段バスで補うのもまた一興。カードの通用率は文句なし。

通貨はユーロじゃなくてポンド。これ大事。

ちなみに、ヒースローかガトウィックの空港(他の空港は未把握)で観光目的で入国する場合、自動化ゲートが使えるのは物凄い楽

 

ネット:B

カフェとか店のWi-Fiはだいたい良いのだけど、宿のはちょっと微妙。

simのモバイル回線は4G普通に通るしで問題なし。ただし、地下鉄内では深いところにあるせいでほぼ使えない。

 

天候:C (冬の場合、以下同様)

北大西洋海流のおかげで冬でも素の気温はさほど低くはない。が、結構風が強いので、体感温度は割と低め。日照時間も冬はやはり短め

雨もそこそこ降ってあまり安定しない

 

水質:A

ロンドン都会だしあれかと思いきや、水道水は普通に飲める。

水道水でできるだけ水代を節約すべし

 

 

総括

試験の合間に微妙に時間余ってたので、治安に不安覚えつつもイギリスがEU離脱する前に行ってしまおうと割と急に決めた国。

EU離脱絡みで裏ではピリピリしてたはずなのに、思いの外悪くない治安の良さや、接客態度がやたら良い現地人など、かなり良い意味で意外性で面食らった国(都市)。

予算と時間の都合でロンドンだけになってしまったが、今度はオックスフォードとかにもチャレンジしたさ十分。

 

 

 

1. オランダ  Netherlands 🇳🇱

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かの高名なある絵が収められしマウリッツハイス美術館

期間: 2019/12/19~22 滞在場所: アムステルダム憲法上首都)、デン・ハーグ(政治的首都) 

公用語: オランダ語(英語については後述)   通貨: ユーロ(€1≒ 125円)

 

治安:B

ちょっと裏道入るとマ○ファナの匂いがくるので油断できないが、基本は問題なし。ただ繁華街のバーキーとかにスーツ着た黒人の警備員がいたのは少し危機感を感じた

中央駅から少し南にある飾り窓地区に夜近づく場合はくれぐれもご用心

(写真撮影に結構ナーバスなのでそこも注意)

デン・ハーグは基本は大丈夫。

 

観光ネタ:A

この国は美術館がメイン。レンブラントの『夜警』フェルメールの『牛乳を注ぐ女』のあるアムステルダム国立美術館ゴッホの諸々の絵が収められたゴッホ美術館はやはり外せない。アムステルダムから電車1時間ほど足を伸ばしてデン・ハーグまで行けばマウリッツハイス美術館であの絵のモノホンも見れる。

それ以外にも、アムステルダムではアンネの家も鉄板(自分は行けませんでした。チケット予約早めにね)

冬以外ならチューリップや風車を見に行くのもよし。

 

物価:D

美術館の入館料が20ユーロ(2500円ほど)となかなか痛いマネしてくるのは流石に痛いっすねえ...  北欧ほどではないが宿泊料とか食費とかも基本高い。

 

食事:C

まあ普通。これと言って感想なし。

 

現地人:B

自国の言葉と英語の共通点がかなり多いだけあって、英語は大体ペラペラ。人々も軒並み優しい。ただ差別感情は若干感じて怖かった。

 

利便性:A

公用語と錯覚するレベルで英語は通じるし、メトロやトラムもきちんと整備されてるので良し。ただ駅によって改札があったりなかったりとする中々な難関っぷりが発揮されるため、切符の有効化はくれぐれも忘れないように

カードの通用率に関しては問題なし。トイレは現金orデビットのみ

 

ネット:A

モバイル回線は軒並み文句なし。宿のWi-Fiは場所次第

 

天候:B

風邪は確かにそこそこ強かったが、噂ほどではなさそう。素の気温は高いのは良いんだけど、雲行きがやはり安定しない。日照時間は北欧やロンドンに比べたら流石に少し長くなるが、冬だと17時前には暗くなる。

 

水質:A

特に問題なし。水代節約推奨

 

 

総括

秋学期の試験も本格的に終わり、ストレスを発散させんと幕を開けた大旅行の最初の国。思いの外物価高いし天気割とぐずつくし、そして宿まで行くのに手こずるしで中々調子の上がらないとこもあったけど、圧倒的ネームバリューを誇る数々の名画や類稀なる運河の街並みで十全に楽しめた。次こそアンネの家にリベンジします(泣)

 

 

 

2. ベルギー Belgium 🇧🇪

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世界で最も美しいとされる広場 グラン・プラス

期間: 2019/12/22~24 滞在場所: ブリュッセル(首都) 

公用語: オランダ語、フランス語、(ドイツ語) 通貨: ユーロ

 

治安:D

移民がやたら多いってのもあるけど、なんか空気が若干暴力的。夜の裏道は回避必至。

人も多いので、スリひったくりも要注意

 

観光ネタ:A

夜のグラン・プラス広場は相当息を呑むほどの美しさなので、人が多いのを我慢してでも行く価値はある。クリスマスのシーズンだったので、色鮮やかなライトアップも見れて楽しかった。他はワッフルやフライドポテトを楽しんだりするのも欠かせない。

美術館としては、古典的な美術と抽象的なモダンアートがカオスに融合したマグリット美術館もいいかもしれない。アントワープという地方都市に行けば、フランダースの犬のラストで出てきたルーベンスの名画見られる

 

物価:D

オランダよりは幾分かマシになるけど、やはり基本は高い。

王立古典美術館とマグリット美術館は学生ならセットで€5とかなりお得ではあるが。

 

食事:A

独特な料理もあるにはあるが、世界でも広く愛されてるワッフルフライドポテト、チョコの本場なだけあっていわゆるB級グルメのクオリティは素晴らしい。芳醇なベルギービールも旅のお供に申し分なし。

クリスマスマーケットの時期なら屋台食べ歩きだけでもめちゃくちゃ腹が膨れる。

(ちなみにワッフルは硬めでパリッとしたブリュッセルワッフルと日本でよく知られる甘めでフワフワしたリエージュワッフルの2種類あるのでどっちも試してみよう)

 

現地人:B

真っ当な観光地なだけあり、店員の対応は至って良い。英語もある程度通じるが、フランス語(かオランダ語)の方が当然喜ばれる。ただし、移民には注意。

 

利便性:B

メトロも整備されているのだが、なぜかGoogle Mapが全然連携できてない謎っぷり。iPhoneユーザーならAppleマップを使うべし。

カードの通りはオランダに比べると少し悪くなる。トイレでは相変わらずデビット使えるけど

 

ネット:A

モバイル回線もWi-Fiも問題なし。文句なし。

 

天候:A

ブリュッセルが内陸にあるだけあって風は全然強くなく、さらに気温も高めなので過ごしやすい。雲行きは若干崩れやすいかも。

 

水質:A

オランダとだいたいおんなじ感じ。水代節約は西欧のお約束

 

総括

どっちかというとオランダのついで程度に寄った国。オランダとくらべて所々影は感じつつも、観光地としては至って立派でオランダよりは賑やかに感じた。街並みにしても、独特さこそ薄いが、他の国々の要素が絡みつつ繊細で美しい。

ただただ治安が妙に危うい。

 

3. ルクセンブルク Luxembourg 🇱🇺

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期間: 2019/12/24~26 滞在場所: ルクセンブルク市(首都)

公用語: ドイツ語、フランス語、ルクセンブルク語 通貨: ユーロ

 

治安:A

世界一人当たりのGDPトップなだけあって経済的にも豊かだからか、移民率は高いにも関わらず怪しい雰囲気は特になし。

 

観光ネタ:C

アドルフ橋から眺める旧市街の城郭都市っぷりは中々秀逸。銭○警部とか出てきそうな風景を味わえる。とは言っても、基本は旧市街周りしかないと言わざるを得ない。

ただ、下がガラス張りの高所恐怖症泣かせの展望台があるのはまあまあ良し。

 

物価:C

西欧なのでベースはやはり高めだが、タックスヘイヴンゆえか税率がかなり低く、思いの外安く感じた。殆どのトイレが無料なのはかなりありがたい。

 

食事:C

ミール面では特に特徴なし。

コーヒーに関しては一人当たりの世界消費量がトップなため、質はいいかもしれない

(Golden Bean というルクセンブルク独自のコーヒーチェーン有り)

 

現地人:A

外国人比率が全人口の4割ほどもあるゆえか、現地人(と移民)は外国人に寛容。

金の余裕は心の余裕の格言を見事に体現している。ただし、仕事は若干ルーズに感じるかもしれない。

 

利便性:C

市内交通としてバスは一応あるものの、結局中央駅から旧市街にかけては歩かざるを得ない。ベルギーからのアクセスも、一度乗り換える必要があるしでちょっとめんどい。

 

ネット:A

至って問題なし。

 

天候:A

風も強くないし、雨もそこまで頻繁じゃないしかなり過ごしやすい。

 

水質:B

飲めるっちゃ飲めるけど、なんか微妙。

 

総括

まだ知名度は低いものの、世界一人当たりのGDP、及び一人当たりのコーヒー消費量トップの国として楽しみにしてた国。国として小さく、物が若干少なく感じたが、中々センスのある城郭・丘陵風景は面白いし、金と心(とカフェイン)の余裕が多いに感じられて外国人の筆者でも多いに穏やかに過ごせた。日本の皆んなも一度この国を訪れてストレスを忘れよう。

 

 

4. ドイツ Germany 🇩🇪

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城といえばコレ

期間: 2019/12/26~30 (途中脱出有り) 滞在場所: ケルン、ミュンヘン

公用語: (当然) ドイツ語   通貨: ユーロ

 

治安:C (ケルン)、A (ミュンヘン)

ドイツと一口に言ってもかなり街によって治安は異なる。ケルンの中央駅内は時々叫び出すDQNがいたりと少々穏やかではないところがある印象。ミュンヘンは中央駅も街も落書きが全然ないしかなり平和。とはいえ、移民が多いため、怖く思う部分は少なくない。

ただし、どちらの都市もカフェでの席取りがてらバッグを置いて席を離れてる人が現地人移民問わず見かけたので、実際はもっといいかもしれない。

(因みに、ベルリンはまあまあ平和でフランクフルトはまあまあアレらしい。)

 

観光ネタ:S

欧州最大規模の経済力に地方分権の発達した過去に中世・大戦・冷戦などの波乱万丈な歴史を有しているだけあって、見所は満載。ケルン大聖堂ノイシュバンシュタイン城と言った圧倒的シンボルをはじめ、ハーフティンバー建築の並ぶ街並みやライン川の景色などなど、ケルンとミュンヘンバイエルン州だけでもとにかくネタが豊富。

ただし、美術類は貧弱

 

物価:B〜C

街による差異あり。ミュンヘンはドイツの中では高めではあるけど、オランダよりは割とマシな感じはした。首都のはずのベルリンだともっと安いらしい

 

食事:B

ドイツ料理の代名詞として名高いソーセージとビールのコスパの安定ぶり。

また、豚肉の質が良いため、匠をはじめとするラーメンのコスパもいいかもしれない。

 

現地人:C

一人当たりの経済力はそれなりにあるはずなんだけど、若干心の余裕がないように感じた。真面目すぎてかえって仕事のサービス精神が薄いのもあって店員の態度や仕事ぶりはイマイチよくは思わなかった。ただ、なんだかんだ根は親切だとは思うし、性格は折り紙付きの真面目っぷりなのでそこは楽。

移民が多いせいかもしれないが、外国人に対する差別感情を節々で感じたのもちょっとマイナスポイント。

 

利便性:B

国民はみんな軒並み英語を理解できる。ゲルマン圏様様。

ミュンヘンは地下鉄がきちんと整備されてるので回りやすい。長距離鉄道の整備もよくできてるが、出発の遅延が割と頻繁らしい。

ノイシュバンシュタイン城 or ザルツブルク(後述)にミュンヘンから行く場合は、バイエルン州内の公共交通機関がすべて乗り放題になるバイエルンチケット (€25/日)がマジお得。

また、カードの通用率は評判通り少し悪いところがあるので、現金の用意は多めに。

 

ネット:A

都市部は特に問題なし。

ノイシュバンシュタイン城付近となると流石に通りが悪くなるので我慢すべし。

 

天候:C

風は大してないけど、概して寒い。特に、ミュンヘンノイシュバンシュタイン城はかなり冷えるので対策はきちんとね。

 

水質:A

水道水も普通に飲める。ただ、物価がそこまで高くならないので気になる場合はボトル買うのも悪くないか。

 

総括

かねてより行きたかった国。人柄に若干は不満は覚えつつも、観光のコンテンツ力は流石の一言。そして意外にテキトーな一面もあることも一周回って面白かった。終始風邪気味ではあったが満足度は十十分。

日程の都合もあってベルリンを逃してしまったので、今度またどっかのタイミングで万全な体調で行ってもう少しドイツを知りたいところ。

治安も比較的良いので、初めてのヨーロッパにもオススメ

 

 

5. オーストリア Austria 🇦🇹

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こう見えて美術館

期間: 2019/12/29, 2020/1/1~5 (途中脱出有り)   滞在場所: ザルツブルク、ウィーン (首都)

公用語: ドイツ語  通貨: ユーロ

 

治安:S

ドイツや他の周辺国から来るとあまりの穏やかさ、あまりの綺麗さに戦慄する。落書きも全然ないし。夜も余裕で歩ける。政策の影響で移民も少ないし。

 

観光ネタ:A

ウィーンは都会の味こそあるが、街並みと宮殿の内装の美しさは屈指もん。さらには、音楽や美術などの芸術の総合力は世界でもトップクラスではなかろうか。琳派の影響を受けたというクリムトの『接吻』のモノホンもここ。宮殿の内装に興味がないわけでもない限り、ウィーンは丸2日は欲しい。

ザルツブルクも街並みは綺麗。モーツァルトの出身地であるのみならず、かのサウンド・オブ・ミュージックのロケ地でもあるため、聖地巡礼も十分濃い。サウンド・オブ・ミュージックの音楽聴きながら街歩きするライフハック推奨。

カフェはかなり洒落たところも多く、キラキラ人間になるにはもってこい。

筆者は訪れていないが、ハルシュタットの湖畔風景も白眉物らしい

 

物価:D

基本高い。美術館の入場料も一ヶ所で20ユーロとかはザラ。宿泊料も容赦ない。

ここも短期旅行気分でないとキツイ。

 

食事:C

普通。ドイツの影響を受けた物が多い。

イノシシバーガーとかは面白いかもだけどすぐ飽きる

 

現地人:B

隣国ドイツに比べると心の余裕は感じるが、やはりドイツ語圏ゆえに若干冷たい部分は感じる。とはいえ、基本や親切なので特に問題はないかと。英語もまあまあ問題なく通じる。

 

利便性:A

トラムやバス、ウィーンならメトロがきちんと整備されてて申し分なし。

他の国々同様、時刻はきちんと守るので楽。カードの通用率はドイツに比べればだいぶよくなるが、一部現金しか通じないところもあるので注意。

なお、ザルツブルクはウィーンよりはドイツのミュンヘンから来ると便利。

 

ネット:A

メトロ内でもモバイル回線は通るし基本は問題ない。

宿はまちまちかもしれない。

 

天候:D

寒い。とにかく寒い。割とマジでノルウェーとタメ張る説ある。

ウィーンだと天気も結構崩れるので、数少ない観光の障害といえよう。

 

水質:S

アルプスの湧水を利用しているだけあってか、水の質は世界屈指のクオリティ。

物価が高いのでボトルに溜め込もう。

 

総括

ドイツ同様、ずっと憧れてた国。聞いてた以上に治安は良いし、街は綺麗だしでぶっ飛んで居心地が良かった。物価と天候が玉にキズ。サウンドオブミュージックの聖地巡礼も果たせたのでかなり満足。

物価を気にしないのであれば初欧州にはもってこい。

 

6. チェコ Czech Republic 🇨🇿

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期間: 2019/12/30~2020/1/1 滞在場所: プラハ (首都)

公用語: チェコ語  通貨: コルナ (1Kc ≒ 5円)

 

治安:B

観光客がアホみたいに多いので、スリに要注意。

それ以外は基本的な警戒のみでok.  ただ、偽警官の話をちょくちょく聞くので油断大敵

 

観光ネタ:B

この街の基本は、旧共産圏らしい赤い屋根の建物群とプラハ城、そしてカレル橋から眺めるプラハ城を据えた夜景。それ以外は旧市街広場ぐらい。緑の壁の建物は旧共産圏特有のもの。

 

物価:C

結構あからさまな観光地だし物価もさぞかし高いかと思ったら、食事面はそこまで高くない。ただし、宿泊料はかなり高め。そしてビールの値段は目ん玉飛び出し案件。

 

食事:B

ソーセージの質はドイツより良い感じはする。

そしてもう一度言うが、ビールのコスパはあまりにもぶっ飛びすぎているのはあらゆるところで語り草。値段が水以下なのは頭沸いてる笑笑

 

現地人:B

旧共産圏のはずだけど、観光客が多いのもあって人は軒並み優しい。少なくともドイツよりは温もりは感じる。英語は簡単なレベルなら特に問題なく通じる。

 

利便性:B

英語もそこそこ通じるし、トラムやメトロも整備されている。ただし、通貨がユーロじゃなくてコルナという独自なものになるので、他のユーロ圏から来た場合も両替の手間がかかって面倒。交通機関の時刻はきちっと守る。

カードの通用率はまあ良い。

 

ネット:B

モバイル回線の開通には結構手間がかかったし、メトロの駅構内では使い物にならない。Wi-Fiは軒並みヨシ

 

天候:A

寒すぎず暑すぎず。至って快適。

 

水質:C

少し不安。ペットボトルを買うのが無難。

 

・年越しの花火のエグさ:ヤバイ

宿が目抜き通りの近くだったせいもあるけど、花火の音デカすぎた。特にデカいやつだと音凄まじすぎて建物揺れた笑笑 耳栓なかったら精神ズタボロだったのは間違いない。宿引き籠って年越し迎えたことはまっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっったく後悔しておりません。

 

総括

久しぶりに日本以外で年越しを迎えた、良くも悪くも印象深かった国。以前にバルト三国を訪れていたので、同じ旧共産圏であるこの国も人は冷たいのかと思っていたら結構優しくて面食らった。そしてかなり発展してたのも意外性高し。

旧西側諸国に目がいきがちだけど、旧東側諸国も舐めてはいけませんよ!

時代は共産  万歳!!!

 

7. スロバキア Slovakia 🇸🇰

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随一のシンボルの青教会

期間: 2020/1/4 (日帰り) 訪問場所: ブラチスラバ (首都)

公用語: スロバキア語  通貨: ユーロ

 

治安:B

中央駅構内は若干危うさがなくもなかったが、基本は気軽に街歩きができる。

人の影は少々感じるかもしれないがまあ大丈夫。

 

観光ネタ:D

ブラチスラバ城と旧市街回る程度。大して見どころなし。ただしブラチスラバ城の麓にあるネコカフェは素晴らしい。

街並みは珍しく碧色が取り入れられてるのは新鮮。

地方に行けば時のモンゴル軍さえも恐れ慄いたスピシュ城とやらがあるみたいだが、如何せんアクセス難

 

物価:C

チェコよりはマシだと思います丸

 

食事:C

まずいとかじゃくて、大して特徴がないというお話。

立ち寄った中華は美味かった。以上。

 

現地人:B

旧共産圏にしては結構優しい。ちょっとシャイに感じるかも。

 

利便性:B

市内はきちんと先進的なトラムが走ってるので回りやすい。オーストリアブラチスラバチケット (€16)を買っておけば、ウィーン⇆ブラチスラバの往復分とブラチスラバ市内の交通機関が乗り放題なのでオススメ。また、チェコと違って通貨がユーロなのは便利。

カードの通用率は少し悪い気がした。

 

ネット:C

店のWi-Fiは良かったけど、モバイル回線がゴミで使いもんにならなかったのでこの評価。はい。

 

天候:B

寒くもなく、普通。

 

水質:ー

宿泊してないのでデータなし。

チェコぐらいとは思われるので、ボトルを買った方が無難じゃないですかね

 

人の賑やかさ:D~E

旧市街内こそはそれなりだが、少し外れるとまあ人が少ないと言ったらありゃしない。

非観光地の街並みも結構寂れてたし、先進国の肩書の建前感が半端ない。

 

総括

せっかく程度で寄ってみた国。あまりに人がいなさすぎるからかなり最初は退屈ではあったが、ネコカフェといい青教会といいなんだかんだ緩々と楽しめた国。とりあえず単なる時間潰しとはならないので、ウィーン滞在で少し時間が取れたらぜひ立ち寄ってみよう。

それにしても、ウィーンから1時間ほどなのに、あまりにも町並みや活気が変わりすぎて大草原案件でしたな。

 

 

8. スロべニア Slovenia 🇸🇮

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鍾乳洞付近

期間: 2020/1/5~7 滞在場所: リュブリャナ (首都)

公用語: スロベニア語  通貨: ユーロ

 

治安:A

落書きが馬鹿みたいな量あるけど、夜も女性一人歩きをよく見かけたし至って平和。

落書きの量は治安の指標になるんだけど、落書きはこの国ではもはやアートのレベルなので例外といえる。

地方は至って平和そのもの。

 

観光ネタ:A

こじんまりとしてて知名度のない国ではあるが、ヨーロッパでは珍しく自然系で面白い観光地が多く並ぶ。僕は行かなかったけど、ブレッド湖にそびえる教会の景色はグレートらしい。それ以外にも、ポストイナ or シュコツィアン鍾乳洞スロベニアの代表観光地。特にシュコツィアンはそこまで観光地化が進んでおらず、人工的加工が最小限で自然の偉大さを実感できる。(高所恐怖症にとってはスーパーハード) 写真撮影禁止なのでなおざら自分の目で見る価値が大きい。

リュブリャナの旧市街は夜しか訪れていないが、彫刻やアートがなかなか特殊。

 

物価:C

オーストリアから入るとだいぶ楽に感じる。が、とんでもなく安いとも感じなかった。

 

食事:C

印象なし。旧市街内のマックの見るつけが謎にシャレてた。

 

現地人:B

観光地の受け付の人や中央駅の切符売り場の窓口の人は至って優しかった。現地人も心の余裕が感じられた。ただしバスの運転手は誰も愛さない。

 

利便性:D

観光地での窓口の人は英語は通じる。一般人はさすがに厳しいと思われる。

リュブリャナ市内はバスはあるけど、中央駅から旧市街にかけては結局歩いた方が良さげ。

シュコツィアンの最寄り駅まではリュブリャナから電車では行けるものの、最寄り駅から鍾乳洞までのシャトルバスが鍾乳洞ツアーの時間と全く連動していなくて相当ハードモード。駅から歩かざるを得なかった。

 

ネット:C

モバイル回線の通りはスロバキアよりはマシだけど、中々キツイ。リュブリャナよりシュコツィアン鍾乳洞付近の方が通りが良いってなんじゃそりゃ

宿のWi-Fiを有効活用すべし。

 

天候:C

オーストリアに似て、山の麓になる故か基本寒い。冬なら零下行くのはザラ。

雲行きは比較的安定してるように感じる。

 

水質:S

オーストリア同様、山岳の湧水を利用しているため、水質は折り紙付き。物価こそさほど高くはないけど、水代節約にはもってこい

 

総括

ユーゴスラビアではあるけどシェンゲン協定に加盟してるってことで寄ってみた国。ユーゴスラビアの影も少しだけ感じたものの、雰囲気は至って平和だし、観光ネタの豊富だからポテンシャルは大きく感じた。

これから知名度が上がればもっと豊かになること間違いなし。少し旅慣れした人にはぜひとも訪れてほしい国。

ブレッド湖行けてないし、リュブリャナ市内もちゃんと見て周れてないので割とリベンジ案件。

 

 

9. ハンガリー  Hungary 🇭🇺

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欧州の夜景の代名詞

期間: 2020/1/7~9 滞在場所: ブダペスト (首都)

公用語: ハンガリー語(マジャル語) 通貨: フォリント (1HUF ≒ 0.4円)

 

治安:A

夜景が有名なところになるので夜の観光客多し。

多少危ないと感じるところもなくはなかったが、概ねヨシ

 

観光ネタ:S

ウィーンに匹敵するレベルで洒落た街並みにカフェ、秀逸なドナウ川の風景だけでもパンチが十分強い。ウィーンよりはコスパが色々良い。そして夜景は欧州最高峰のレベル。色んなスポットから眺めよう。

さらにこの国は温泉大国であり、モザイク建築のあしらった温泉や、水上チェスで有名なものなど面白さ満載。夏は屋外に赴くべし。

地方に行けば、湖温泉とかいうイカれた規模の温泉が存在するらしい。

 

物価:B

他のヨーロッパ諸国に比べれば相当天国もの。日本より安いものもちらほら。

宿泊料もめっちゃというほどではないけどだいぶ安め。

 

食事:S

この国はとにかくフォアグラ。店にもよるが、物価の安さも相まって2000円代で食べられるという格安っぷり。ポテチと一緒に出されるハンガリースタイルはスーパーボリューム。

あとはパプリカやワインも有名とのこと。

 

現地人:A

基本は温かいしホスピタリティも備わってるけど、ネガティブな国民性からかどこか心の余裕がなく不健康さを感じた。とは言え真面目は真面目。

 

利便性:A

英語はそこそこ通じる。

欧州で2番目 (トルコ除く)に古い歴史を有しているメトロはなかなか整備されている。市バスや空港バスの乗り換えは駅の床や電車内の案内板など至る所で細かく記されているのでかなりわかりやすい。市バスの頻度が3分に1本とかいうクレイジーな頻度だし、市内交通は文句なし。

カードの通りはそこそこ。たまに現金しか使えないところもあるが大体カードでいける。ただし、通貨がユーロではなくなるので両替の手間がかかる(そして桁が高い)。

 

ネット:B

3G回線しか通っていないが、特に不満ないレベルで使えた。ただし、地下鉄内は例の如く使用不能。公衆Wi-Fiも問題なし。

 

天候:B

天気こそは良いが、地の気温は低い。日照時間はこれまでの国々よりかは少し長く感じた。

 

水質:C

飲むことは難しい。物価が安いのでボトル推奨。

 

総括

公用語がなぜかウラル語族で色々不思議な先入観を抱いて入った国。一人当たりのGDPもあまり高くはないので寂れた国かと思いきや、立派な街で立派な観光地で立派に賑やかだった。そして旧共産圏にしてはあまりに繊細で綺麗な街並みにはつい息をのんだ。

ちなみにこの国はルービックキューブの生まれの国なんだけどそこまで露骨な押しはなかった。

物価も安いので、ヨーロッパ行く人は短期旅行者長期旅行者問わずかなりのオススメ

 

 

10. ポーランド  Poland 🇵🇱

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これほとんど岩塩だってさ

期間: 2020/1/9~12  滞在場所: クラクフワルシャワ(首都)

公用語: ポーランド語 通貨: ズロチ (1zlf ≒ 30円)

 

治安:A

ほんの少しだけ粗暴な空気がなくもないが、概ね良好。

ワルシャワの方が少し警戒度高めた方がいいかも。

 

観光ネタ:S

ワルシャワだと旧市街の復興ぶりを味わったり、蜂起博物館でワルシャワの凄惨な過去を知って学ぶのが基本。音楽好きならショパン博物館も悪くない。

クラクフ起点なら、クラクフ旧市街の古都ならではの街並みを楽しむのもいいし、何よりアウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所に出向くのが基本になる。学ぶことが多いとは言え、収容所はかなり精神に重い場所にはなるので岩塩坑でリラックスするのも良い。

全体的に大戦のマイナス面の強い観光地が多いが、きちんと目を向けていかないとね。

 

物価:A

基本的な物価はハンガリーよろしく安い。何より宿泊料の安さは目を見張る。ドミトリーで一泊1000円未満とかも珍しくなくなるぶっ壊し感。

 

食事:A

郷土料理はピロシキというモッチモチな餃子みたいなものしか食べてないが、大変ボリューミーでコスパが良い。他にも良モノは色々あるので試しても良いかと。

 

現地人:S

旧共産圏ということを思わせない温厚っぷり。大戦の傷から大きく復興を成し遂げた逞しさもよく感じた。ホスピタリティも大変優秀。

ただし、車の運転は割と荒い。

 

利便性:C

クラクフは中央駅から旧市街まで距離が大してないのでトラムやらを無理に使う必要はない。ただし、アウシュビッツ収容所までは電車で片道2時間かかる上、駅から歩く必要があってちょい骨が折れる。

ワルシャワはメトロやトラムが整備されているが、少し使いにくい部分がある。

他国からの陸路のアクセスの悪さもネック。

 

ネット:A

都心部から田舎まで4Gは普通に通る。至って問題なし。

 

天候:C

素の気温はそこまで低くはないが、雨が降りがち。

また、緯度が高いので冬の日照時間は短い。

 

水質:C

飲用は厳しい。物価低いところは基本水が飲めないことが多い。

 

WWIIからの復興度合い:SS

ナチスソ連によるポーランド侵攻に然り、収容所のホロコーストに然り凄惨な過去を追いつつも、街や経済は見事に復興を成し遂げ、人は強く生きている印象が非常に強かった。旅を通して国民性を好きになれた。

 

総括

休暇中の大旅行の最後を飾った国。寂れた部分はなくもなかったけど、先述の通り、大戦から復興を成し遂げ立派な街だと十分感じた。観光ネタも首都一辺倒にはならず豊富で濃い経験ができた。

地政学的にも重要な位置にあるので、少し旅慣れした人は訪問大推奨。

 

 

最終総括

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オランダ(1)〜ポーランド(10)のルートまとめ

↑  黒線: 陸路、赤線: 飛行機、青線: 日帰り ↑

 

今回周ったのは西欧東欧と幅広くはなったが、どの国も人は優しさを忘れないようにしつつも真面目でたくましく生きていた。交通機関の運行や店の仕事ぶりなどでその真面目さ・合理さの恩恵をよく感じた。一種の人間の成長の形なのだろう。

所謂有名どころはそう多くはなく、華やかさには欠けるけど、観光は究極に楽しめたし、これからも短期長期問わず色んな人が訪れて考えてほしい。

 

ここまで1万3千字越えとかつてないほどの超長文になってしまいましたが、読んでいただき誠にありがとうございますm(_ _)m

 

P.S. Twitterの旅垢と進捗垢もよろしくお願いしますm(__)m

旅垢:@iPanobi_777

 

 

 

交換留学準備記②〜学内応募通過後・前編〜

Hei, god dag!

 

期末試験が近づいてきては勉強してうなだれてるDoNA-Emonです。直近にはオスロの最高気温が零下下回ることが予測され、寒さにビビり申してるで候。嗚呼憎し。

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朝起きたら急に変わてたビクリ

 

 

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高緯度の冬らしく血も涙もなし

 

 

 

 

それはさておいて、来週はもう12月初旬ということで2021年度出発分の海外交換留学の学内応募結果発表の時期が近づいてきました(僕の時は)。応募通過以降何をどのタイミングですれば良いか悩むことも珍しくないと思うので、僕自身の留学準備を綴ります。ノルウェーのことだけになってはしまいますが、ノルウェー以外の国を志望する人にとっても参考になれば幸い。

応募通過後の殆どは基本的に学部の事務ではなく、KUINEPに事務室を構える大学全体の留学事務(正式名称:京都大学 国際教育交流課交換留学掛  頑張って覚えましょう)とやりとりすることになります。

 

今回は主に学内応募通過直後から春休みまでに行うべきことについて述べます。新年度以降はまた後に投稿します。

 

 

 

1. 語学スコアの条件付きで推薦を受けた人へ(〜2月頭)

僕は学内応募時にオスロ大学の語学要件を達成した(といってもIELTS Overall 5.0というヌルゲーっぷり)のであまり詳しくは語れませんが、2月頭に事務の人がノミネーションを行うので、それまでに要件を満たして、且つスコアボードが手元に届いてあるようにしましょう(微妙に足りなくても留学に行けた例もあるらしいが、要件をきちんと目指しませう)

 

2. 留学先大学への出願(2月半ば〜5月1日)

(今回は分かりませんが) 留学事務から連絡が来るまでは大人しく待ちましょう。ノミネーションの都合もあるので、自分で進めるのは控えましょう。

大学によりますが、2月半ばになったら連絡が来るので、その時に出願を進めましょう。オスロ大学の場合は5月1日が締め切りですが、早めに済ませるに越したことはないです。

また、方式も複数あり、オンラインで完全に自分で進めるものもあれば、ペーパーで書類を用意して留学事務に提出するものもあります。それに関しても事務からの連絡を待ちましょう。

 

焦燥禁物。

 

3. 安全渡航説明会や健康調査(12月中旬、1月中)

12月半ばと1月中に海外渡航安全説明会なるものがKUINEPで開催されるので必ず出席しましょう。その際健康調査に関する連絡がくるので期限までに回答を済ませておきましょう。渡航前に留まらず、渡航後も回答する必要があるくせして忘れやすい存在なので、管理注意。

 

4. 奨学金

学内応募通過後でもまだまだ民間の奨学金のチャンスはございます。中でも個人的なオススメは、以下の2つです。

A. フクシマグローバル人材支援奨学財団(応募書類締め切り2月中旬、¥10万/月)

https://www.fukushima-global.or.jp/overseas.html#pg02 (URL)

B. 業務スーパージャパンドリーム財団(応募書類締め切り1月末、¥15万/月!)

http://www.kobebussan.or.jp/overseas.php (URL)

 

どちらも教官推薦状と申請書が必要でかったるさがありますが、収入上限のハードルはかなり低めに設定されているので(どちらも¥1500万/年ぐらいだった気がします)、応募するだけしときましょう。

 

 

まあ、両方書類審査で落とされましたがね。

 

 

 

最終手段一歩手前として現在僕が受給しているJASSOの海外派遣留学向けの給付型奨学金は4月初頭に事務から連絡がくるので、もし民間の奨学金に落ちてしまった方は視野に入れておきましょう。(詳しいことはまた後に)

 

5. 住居について

行先の大学によりますが、大学の附属の寮に住むことが殆どだと思います。僕の場合、正式に申し込んだのは今年のゴールデンウィーク中で特に問題はなかったのですが、場合によっては春休み中には住居の申し込みをしなければならない所もあるかもしれません。

学内応募通過が決まればすぐにでも大学の住居のサイトをサーフィンしとくことをお勧めします。

 

6. その他

留学先の大学で受けられる授業や授業言語(非英語圏では英語ばかりではないので注意)、あるいは留学に必要なビザの申請方法云々などの情報収集のやっておきましょう。僕の場合、翌年度の4〜6月で問題ありませんでしたが、国や場合によってはかなり早い段階に申請する必要があるかもしれません。(詳細は後のブログで)

 

7. 語学について (語学スコア条件付き推薦の人はまず1.へ)

語学スコアの要件を既に満たしている人も、引き続き英語の勉強をすることを「強く」お勧めします。もう一回留学直前に試験を受け直すのも良いですね。

僕自身はなあなあにしてしまったせいで、留学直後のイベントなどで他の留学生と話す時、相手の言うことが全然聞き取れなくて相当苦労しました。

リスニング。

もう一度言います。

リスニング。

スピーキングも大事ですが、リスニングは日本で経験を積みづらいところがあるくせ、能力が不足していると結構どうのしようもないので、きちんと勉強しておきませう。

 

また、前のブログでも申しましたが、英語圏に留学する場合、現地語の習得が必要かどうか悩まれる方も多いと思います。僕の場合、留学先がノルウェーということで一般人までもが綺麗な英語を話せる上に、英語で行われる授業が多く占めるという、もはや英語圏と言わんばかりの環境なので上澄の中の上澄の中の上澄しか触れませんでしたが、現状大きな問題はありません。少なくとも、スウェーデンフィンランドといった他の北欧でも似た状況でしょう(フィンランドのJyväskylä大学に留学する知り合いも苦労している感じはしませんでした)。

ただし、これは割と特殊な例であったりもするので、各自調べておいてください。

 

 

 

 

 

[重要] 万が一学内応募から蹴り落とされてしまった方たちへ

 

もし応募からあぶれてしまった場合でも、

国問わず留学する意思があるのなら、まだ諦めずに学部の教務に駆け込みましょう。年々京大では留学志望者が増えつつありますが、それでもまだまだ枠の余りのある大学は存在することは予想されます

語学力の問題などが解決できればきっと活路は見出せるはず。

 

 

 

終わりに

応募からあぶれてしまったことも先述申し上げましたが、志望どおりにいく健闘を祈っています。

来年以降に留学を考えている人は、この記事を参考にしてビジョンを養っていただければ光栄です。

 

Ha det bra!

 

DoNA-Emon

 

[P.S.]

 

Twitterで発信活動続けているのでよろしくm(_ _)m

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おきらくノルウェー留学生活記と交換留学についての+α

どうも。現在ノルウェーオスロ大学(の数学・自然科学部)に留学中のDoNA-Emonです。気がついたら開始から1ヶ月がもう過ぎてて時間の流れの速さをつくづく実感します笑笑 そんな中でも、履修している授業に適当に出向いたり履修してない授業に適当に潜りに行ったりとマイペースに過ごしています。

 

①  交換留学に関する補足

 

京大の交換留学には単位互換制度というものがあって、留学先の大学で取れた単位のうち一部を京大の卒業単位に補填できるというシステムです(これのおかげで留年せずに留学に赴くことも可能)。逆に、単位を落としたところで京大の成績にはさして傷がつかないという実情もあったりします。早い話、交換留学は相当気楽なもんです。

(因みに私は帰国後の卒業研究を除いた卒業単位要件は既に完遂してあるので尚更のこと)

そんな事情もあるので、皆さんも気軽に交換留学検討してみて下さい。長期の海外生活や海外の大学で実際に学ぶことを経験することに意識高くする必要は何もありません。意識低い系と自分で思ってる人ほど留学に行ってくれれば留学の敷居も低くなるので、ぜひ行って欲しいですね。

 

②  ノルウェーの生活

前回微妙にしか記さなかった交換留学の補足も済んだところで、今度はノルウェー(特にオスロ)での生活について述べたいと思います。

2020年度出発分2次募集ではオスロ大学の枠は1人しか残されていませんが、以下の記事でノルウェーの生活に興味を持ってくれれば幸い。

 

A. 通貨と物価

欧州に位置するノルウェーではありますが、通貨はユーロではなく、独自通貨のクローネ(kr)になります。(9月初旬現在で1kr=11.9円ほど。桁が高い!)

物価はやはり高いです。とにかく高いです。とにかくとにかく高いです。(高福祉への犠牲と考えれば已むなし)

どのぐらい高いかというと、水500mlのペットボトルが日本では100円ほどで済むのが、こっちだと350円ほどします。とにかく意味がわからないですね。

外食しようにも2000円ぶっ飛ぶことはザラなのでもってのほかです。かと言って自炊がそこまで好きじゃない私は基本的にサンドイッチとかで済ましてます。中心部に行くときは下の写真のようなホットドッグ(少し高めので44kr(500円)ほど)をNARVESENというコンビニで買っては済ませたりもします。

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 平日なら大学の食堂を時々利用します。まあまあな量で下の写真ぐらいだと7~800円ほどでまあ済みます。

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(↑私の一押し)

 

ノルウェーはコーヒー天国・カフェイン天国

先ほどの話題と少し逸れますが、ノルウェーのコーヒー消費量は世界でもトップクラスであり、わざわざ某米国コーヒーチェーンSTBに頼らなくとも、美味しくて価格のリーズナブルなコーヒー(特にエスプレッソ類)をオシャンな雰囲気の中味わえます。カフェイン好きにはたまらない領域です。

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ノルウェーのコーヒーチェーン ノルウェーのコーヒーに対する親しみが溢れ出る

 

 

B. ノルウェー語について

ノルウェー公用語ノルウェー語です。その中でもデンマーク語にまあまあ似ているらしいブークモール(Bokmål)と革新的なニーノシュク(Nynorsk)の二つに分かれていますが、オスロは基本的に前者です。今も軽くだけ勉強していますが、文法は直説法現在形の活用が1,2人称単複で変わらないなど、今のところは易しく感じます。(因みに私が二外でとったスペイン語は直説法現在形だけで6つの活用があるゾ メンドクサイネ)

 

 

 

最も、英語圏かと見紛うレベルで英語がよく浸透しています。どこの店の人もきっっれいな英語を話せます。オスロ大学の授業にしても、微分積分学と言った基本的な授業でない限りは英語が対応しています(人社系ならもっと多い気がします)。(ノルウェー語学の授業は履修しておりません笑)IELTSのスコアが5.0もあれば出願が通るのでこの意味では相当お得感満載ですね。流石に洗剤とかの商品名はノルウェー語でしか書かれないことが多いので、その都度覚えていく必要があったり。(特に英語にない母音アルファベットのå,ø,æ)

 

 

C. 交通関係

オスロ市内はトラム(路面電車)やバス、T-baneと呼ばれる電車がかなり細かく張り巡らされてます。Ruterと呼ばれる一つの会社によって管理されています。それゆえか、下の画像の様なチケットを駅やバス停にある機械にかざしてから1時間以内は追加料金なしで乗り換え自由です(それでも一回あたり400円ほどとやはり安くはない)。

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 (↑使い切りではなく主要駅などに置いてある機械でチャージできるICカード

購入だけで50kr取られるので、短期旅行者は24時間チケットなどを買う方が得)

 

最も、改札の様なものはなくてカードかざさなくても無賃乗車決めれてしまえるんですがね。。。(チェックする人も全然いないし)

 

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(バスとトラムにはUSB充電ポート完備 圧倒的先進感)

 

 

 

オスロ大学色々

大学構内の広さはとても京大や東大には及ばないけれど、カフェが点在してるわ、洗練された建物が多いわ、スーパーが完備されてるわ謎のラーメン屋があるわで便利さは京大に負けてはいません。

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(↑スーパー完備・セルフレジと便利尽くし)

 

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(↑教室の授業前の風景(数理論理学))

 

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(↑図書館に刻まれているミカエリス・メンテン式 生物学徒にはお馴染み)

 

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謎のラーメン店 味は平均前後

E2をすでに京大で受けた故か、思いの外英語で受けること自体は問題無いですね。冒頭であんな言い方をしましたが、進捗は適宜産んでいきます。

 

<最後に>

Twitterでも以前述べましたが、交換留学に行く意義は以下の二つのどれかを満たせば充分だと思っています。

 

①  自分の能力を高める為に、日本よりも更にハイレベルな環境を求める(いわゆる意識高め)

 

②  自分が楽しく、幸せに生きるために日本以外にも足を運んで、長期生活を通して視野を広げて選択肢を増やす(私の場合は主にコッチ)

 

留学というとどうしても①みたいな意識高い系の印象が付きまといがちですが、それのせいで留学行く人が少なくなって視野が広がらないままなのはあまりにも残念すぎます。冒頭にも書いた通り、交換留学を使えば比較的気楽に長期生活を経験できます。交換留学の2次募集締め切りまで日は迫っていますが、遅かれ早かれ海外で生活したいと1ピコグラムでも思ってる人は語学試験の準備をしてひとまず受けてみましょう。

 

寮の話や学内応募通過後の話はまたいずれ。

 

DoNA-Emon

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交換留学準備記①~学内応募・奨学金編~

FFの皆さんこんにちは。8月からオスロ大学に10カ月ほど留学に赴く予定のDoNA-Emonです。出発まで気が付いたら2週間ぐらいになってて精神的な焦りが中々でございます。

 

さて、もうじき2020年度出発分の交換留学2次募集が近くなってるのと、準備がまあまあ片付いたので、ここいらで学内応募から出発前の手続きとか奨学金についてつづっていきます。(年々交換留学の学内応募がキビくなってるのでね...ツライカナシイ)

テキトーにでも参考になれば幸い也

 

京大留学公式HP→http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/education-campus/student_3/types/exchange/new.html/view

 

<初めに>

留学するときは、なにかしらの、語学力だけにとどまらない目的を抱くことが重要です。

私の場合は、将来的に海外(特に先進国)の博士課程への進学、あるいは企業で働くうえで海外も股にかけることを視野に入れています。その前積みとして、海外(今回は北欧)での研究や生活の実情を日本と比較して知るという目的があります。(これでも漠然としすぎてる気もしますが笑笑)

しかし、海外留学を経験してみたい意思がほんの少しでもあれば、後先の苦労なんて気にせずぜひ応募してみましょう。かつて中南米で暮らしていた私自身の経験上、長期的な海外経験は必ず後の人生に影響します。海外経験は早くて損は全くないので、是非。(特に1,2回生)

 

①  締切り

大学全体で締切りが設けられてますが(10月末)、学部の締め切りまでに書類を揃えて出す必要があります。例えば、私の居る理学部は、10月半ばが締切りです(が、書類不備があっても、理学部の事務の方々は寛大なので10月末までならなんとかなります笑笑 が、締め切りは極力守りましょう)

主な提出書類は以下の通りです。

・語学スコア(コピーで大丈夫です。←現在は原本でないといけないそうです(2019/9/1追記)。)

・参加申込書(オンライン申請時にダウンロード)

・教官推薦状1通以上

・学業成績証明書(2020年度出発分の2次募集の場合、入学当初から2019前期の分まで)

・志望動機書(学部事務から様式をもらうか京大の交換留学HPから直接ダウンロード)

・チェックシート(同上)

他の学部のことまではわからないので、各自調べてくださいまし。

 

② 語学要件

留学に使える語学試験はTOEFL ibtIELTSの2つになります。1回生のときに強制で受けさせられるTOEFL ITPは使えません。悪しからず。

スコアについてですが、最低でも、IELTS5.5以上、またはTOEFL ibt 68以上はとっておきましょう。殆どの大学はそれ以上の要件を設定しており、応募のためにはそのスコアを最低限有している必要があります。要件を設定していない場合や、B2,C1とCEFRを設定している場合も同様。今までの8割ルールなどはもう存在しません。悲しき。

上記の最低スコアを満たしている場合は、大学の要件に達していなくても、条件付推薦という形で応募が通ることがあります。その場合は、ノミネーション(2月1日ぐらい)までには条件を満たした語学スコアを出しましょう(といっても、多少満たない分にはなんとか通る場合もあるようです)。

 

IELTSとTOEFL ibtどっちにしようか悩んでる人は、とりあえずIELTSの受験をお勧めします。TOEFL ibtが主流の北米でもIELTSは使えますが、欧州ではTOEFL ibtが使えないことが結構あるからです。(英国に至ってはIELTSのスコアがないとビザが取れないのだとか)

IELTSの申し込みの際は、英検協会ではなく、jsafという組織のサイトから申し込むと諸々特典が付くのでオススメです。

IELTSは受験日から2週間ほどでスコアが届きますので、学内応募の締め切りに遅れないよう、早めの受験を。

(ちなみに、私がIELTSを受験した際はスコアが5.0しか取れていなかったため、最低要件を5.0にしてあるオスロ大学しか応募できませんでした(泣) ほんとに応募通ってよかったです......)

 

受験料は¥25,000ほどぶっ飛びますが、こういった失敗を犯さないためにも、そんな出費もぐっとこらえて語学の準備は綿密にしましょう。

 

③ 大学決め

何をもって決めるか、ということで色々悩むとは思います。自分の学びたい専攻分野の強さで選ぶのも、単に国や地域で選ぶのもいいと思います。

私の場合は、英語圏にさほどこだわりがなかったので、非英語圏の中でも英語が比較的通用しやすいドイツや北欧諸国を重点的に視野に入れました。その中で、ノルウェーは(上記の失敗はさておいて)非英語圏の中でも英語の浸透度がばっっっつぐんに高いうえに、自分の専攻に含まれる生態学が比較的強いので、留学先としては結果的に優れていました。なにより、世界トップレベルで国民の幸福度が高いので、人生について考える場としても良い国でもある(はず)

分野の強さを調べる指標としては、US Newsのランキングは非常に参考になります。(以下URL)

https://www.usnews.com/education/best-global-universities/rankings

 

大学の学内応募での競争率ですが、英語圏と非英語圏ではメッキリ差があるみたいで、米国や英国、カナダの英語圏やオーストラリアなどは中々苛烈らしいです。(カナダのマギル大は授業言語英語のくせに所在地モントリオールがフランス語圏ゆえか競争率低め。覚えとくといいゾ)

そして、2次募集故か、1次募集では協定校一覧に載ってたものがなくなってたりするので、応募時に注意が必要です。(例えば、私の応募時は英国のエディンバラ大やドイツのミュンヘン大、カナダのトロント大などが消失しておりました。無念也)

 

④ オンライン申請

大学が決まったら、自分の学部の教務にメールでオンライン申請に必要なID諸々と、志望動機書とチェックシートの様式を請求しましょう。

オンライン申請時の注意点ですが、顔写真は撮影機で撮ったもののスキャンはNGであります。一方で携帯で撮影したものは使えます。

私のときは、

1. 壁が白いところを探す(理学部の場合、理6がおすすめ)

2. 証明写真用のアプリを使って撮影

3. PCに撮影データ送り込み

4. 編集

 

これが面倒なら、写真屋に行くのも手ですかね。

 

⑤ 推薦状

3回生以下の人は自分のクラス担任に頼むのが無難です。締切りギリギリにはならないように、夏休み中には確保しておきましょう。1通あれば十分です。

また、オンライン申請終了後の申込書には指導教員のサインも必要なので、そちらも済ませておきましょう。

 

⑥ 学業成績証明書

印刷方法は割愛。

求められるGPAですが、競争がさほど激しくない非英語圏なら基本気にしなくて大丈夫です。私の場合、応募時の累計GPAは2.8ほどでしたが、累計GPA1台いってるかいってないかぐらいの某知り合いでもスイスへの応募が通ってるので過敏になる必要はないです。

逆に、競争の激しい英語圏ではGPA3台後半でも普通に落ちたりするので、その場合はGPAをきちんと確保しましょう。ただし、もしGPAが低くてもあきらめてはいけません。

 

⑦ 志望動機書・チェックシートについては割愛

 

⑧ 結果など

応募の結果発表は12月の頭です。もし応募全落ちしても枠が余ってる大学は必ずあるので、国にこだわらないのであれば諦めずに事務へ殴り込みましょう。とどのつまり、留学自体はほぼ確実にできるということです。

推薦が決まったら、京大の交換留学掛から連絡が来るので、メールの確認を怠らずに。

 

⑨ 留年について

私の場合、交換留学に当たって1年卒業を遅らせます。これは理学部は卒業研究が必修になってることが主な理由です。

他の学部でも、卒業単位や研究など、あるいは経済的な理由で留学留年を気にすることも多いかと思います。研究にどこまで遅れてもいいのかは研究室にもよりますので、親御さんや研究室、事務と相談を重ねとくといいです。私は、4回生時の留学前にラフにでも計画を決めておいて、留学から帰った後に本格的に研究を始めるという形をとってます。また、すでに浪人している人でも諦めずに相談しとくと良いです。

ただし、単位については単位互換制度が存在するので、利用するとよいです。(GPAには加味されないが、単位数には加算される。つまり申請得)

 

⑩ 奨学金

留学向けの奨学金は多種多様です。8月から募集している民間財団の奨学金もあるので、ひとまず応募してみましょう。

私の一押しは以下の通り。

・イノアック(¥10万/月)

・フクシマグローバル財団(¥10万/月)

業務スーパー(¥15万/月)

情報は京大の公式HP載ってたり、KULASISの学部のお知らせに載ってたりします。常々チェックを。(トビタテは併願不可なのと年収上限の都合で応募しませんでした)

 

 

 

とか言っといてなんですが、私は民間のは全て落ちてしまいました。大してパワーも面接の説得力もないのでね...

そんな迷える子羊でもチャンスはあります。留学出発前の5月ほどにJASSOの協定派遣向けの給付型奨学金(貸与なわけがない)の案内が来ます。親の源泉徴収票や実家の住民票などが必要ですが、面接もないうえ、高確率で通ります。また、年収上限を超えてても申請が通ることもあります(私は年収上限を普通に超えてましたが、留年による負担とノルウェー特有の物価高を理由にゴリ押しました笑笑)。月8万と若干弱い部分もありますが、それでもZEROよりは断然マシです。

 

他にも、京大から直接出る助成金も存在します。本来は奨学金を何も受けない人向けですが、仮に何かしらの奨学金の受給が決まっていても、この助成金の受給額を下回っていれば、その差額分の受給を申請できるみたいです。(今年の北米・欧州の場合、月13万。私も申請しておけばよかった......バカタレ......)

 

<最後に>

(ここまでで3000字オーバーの超超長文になってしまいました。申し訳なき)

長々と学内応募や奨学金について述べて大変そうに見えるかもしれませんが、留学はそんなことを覆すほどの人生経験になると信じています。

何度も言いますが、海外を少しでも、ほんの1ピコメートルでも考えてる場合はぜひトライしましょう!! 変に挑戦しないままでいると後悔することになりかねません。

語学スコアやらGPAが不足気味でも諦めないことが大事です。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

学内応募通過後の話はまたいずれ。

 

 

 

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人生初のブログ~最初といえば自己紹介~

 こんにちは。京大理学部4回生のDoNA-Emonです。生物系所属で今は動物学の某研究室に配属されています。今んとこは昆虫の温度耐性について研究する予定でし。

 

 もとは中南米で、生まれてから小学校卒業するまでのほとんどを過ごしてから中高浜松で暮らしてました(別に英語もスペイン語も特段できるわけではない)。

 

 Twitterでも散々言ってきたように、1年留年しつつノルウェー王国オスロ大学ってとこに今年の7,8月から交換留学に行く予定です(休学するわけではないのできっちり1年分の授業料は発射される。残念)。授業受けるのがメインにはなるけど隙あらば現地の研究室で活動したさもあってり。詳しいことはまたいずれ別のブログで述べます。

 

 主に留学のことになるけど、ぼちぼちブログ更新していくのでクシロヨ。