おきらくノルウェー留学生活記と交換留学についての+α
どうも。現在ノルウェーのオスロ大学(の数学・自然科学部)に留学中のDoNA-Emonです。気がついたら開始から1ヶ月がもう過ぎてて時間の流れの速さをつくづく実感します笑笑 そんな中でも、履修している授業に適当に出向いたり履修してない授業に適当に潜りに行ったりとマイペースに過ごしています。
① 交換留学に関する補足
京大の交換留学には単位互換制度というものがあって、留学先の大学で取れた単位のうち一部を京大の卒業単位に補填できるというシステムです(これのおかげで留年せずに留学に赴くことも可能)。逆に、単位を落としたところで京大の成績にはさして傷がつかないという実情もあったりします。早い話、交換留学は相当気楽なもんです。
(因みに私は帰国後の卒業研究を除いた卒業単位要件は既に完遂してあるので尚更のこと)
そんな事情もあるので、皆さんも気軽に交換留学検討してみて下さい。長期の海外生活や海外の大学で実際に学ぶことを経験することに意識高くする必要は何もありません。意識低い系と自分で思ってる人ほど留学に行ってくれれば留学の敷居も低くなるので、ぜひ行って欲しいですね。
② ノルウェーの生活
前回微妙にしか記さなかった交換留学の補足も済んだところで、今度はノルウェー(特にオスロ)での生活について述べたいと思います。
2020年度出発分2次募集ではオスロ大学の枠は1人しか残されていませんが、以下の記事でノルウェーの生活に興味を持ってくれれば幸い。
A. 通貨と物価
欧州に位置するノルウェーではありますが、通貨はユーロではなく、独自通貨のクローネ(kr)になります。(9月初旬現在で1kr=11.9円ほど。桁が高い!)
物価はやはり高いです。とにかく高いです。とにかくとにかく高いです。(高福祉への犠牲と考えれば已むなし)
どのぐらい高いかというと、水500mlのペットボトルが日本では100円ほどで済むのが、こっちだと350円ほどします。とにかく意味がわからないですね。
外食しようにも2000円ぶっ飛ぶことはザラなのでもってのほかです。かと言って自炊がそこまで好きじゃない私は基本的にサンドイッチとかで済ましてます。中心部に行くときは下の写真のようなホットドッグ(少し高めので44kr(500円)ほど)をNARVESENというコンビニで買っては済ませたりもします。
平日なら大学の食堂を時々利用します。まあまあな量で下の写真ぐらいだと7~800円ほどでまあ済みます。
(↑私の一押し)
*ノルウェーはコーヒー天国・カフェイン天国
先ほどの話題と少し逸れますが、ノルウェーのコーヒー消費量は世界でもトップクラスであり、わざわざ某米国コーヒーチェーンSTBに頼らなくとも、美味しくて価格のリーズナブルなコーヒー(特にエスプレッソ類)をオシャンな雰囲気の中味わえます。カフェイン好きにはたまらない領域です。
B. ノルウェー語について
ノルウェーの公用語はノルウェー語です。その中でもデンマーク語にまあまあ似ているらしいブークモール(Bokmål)と革新的なニーノシュク(Nynorsk)の二つに分かれていますが、オスロは基本的に前者です。今も軽くだけ勉強していますが、文法は直説法現在形の活用が1,2人称単複で変わらないなど、今のところは易しく感じます。(因みに私が二外でとったスペイン語は直説法現在形だけで6つの活用があるゾ メンドクサイネ)
最も、英語圏かと見紛うレベルで英語がよく浸透しています。どこの店の人もきっっれいな英語を話せます。オスロ大学の授業にしても、微分積分学と言った基本的な授業でない限りは英語が対応しています(人社系ならもっと多い気がします)。(ノルウェー語学の授業は履修しておりません笑)IELTSのスコアが5.0もあれば出願が通るのでこの意味では相当お得感満載ですね。流石に洗剤とかの商品名はノルウェー語でしか書かれないことが多いので、その都度覚えていく必要があったり。(特に英語にない母音アルファベットのå,ø,æ)
C. 交通関係
オスロ市内はトラム(路面電車)やバス、T-baneと呼ばれる電車がかなり細かく張り巡らされてます。Ruterと呼ばれる一つの会社によって管理されています。それゆえか、下の画像の様なチケットを駅やバス停にある機械にかざしてから1時間以内は追加料金なしで乗り換え自由です(それでも一回あたり400円ほどとやはり安くはない)。
(↑使い切りではなく主要駅などに置いてある機械でチャージできるICカード
購入だけで50kr取られるので、短期旅行者は24時間チケットなどを買う方が得)
最も、改札の様なものはなくてカードかざさなくても無賃乗車決めれてしまえるんですがね。。。(チェックする人も全然いないし)
(バスとトラムにはUSB充電ポート完備 圧倒的先進感)
③ オスロ大学色々
大学構内の広さはとても京大や東大には及ばないけれど、カフェが点在してるわ、洗練された建物が多いわ、スーパーが完備されてるわ謎のラーメン屋があるわで便利さは京大に負けてはいません。
(↑スーパー完備・セルフレジと便利尽くし)
(↑教室の授業前の風景(数理論理学))
(↑図書館に刻まれているミカエリス・メンテン式 生物学徒にはお馴染み)
E2をすでに京大で受けた故か、思いの外英語で受けること自体は問題無いですね。冒頭であんな言い方をしましたが、進捗は適宜産んでいきます。
<最後に>
Twitterでも以前述べましたが、交換留学に行く意義は以下の二つのどれかを満たせば充分だと思っています。
① 自分の能力を高める為に、日本よりも更にハイレベルな環境を求める(いわゆる意識高め)
② 自分が楽しく、幸せに生きるために日本以外にも足を運んで、長期生活を通して視野を広げて選択肢を増やす(私の場合は主にコッチ)
留学というとどうしても①みたいな意識高い系の印象が付きまといがちですが、それのせいで留学行く人が少なくなって視野が広がらないままなのはあまりにも残念すぎます。冒頭にも書いた通り、交換留学を使えば比較的気楽に長期生活を経験できます。交換留学の2次募集締め切りまで日は迫っていますが、遅かれ早かれ海外で生活したいと1ピコグラムでも思ってる人は語学試験の準備をしてひとまず受けてみましょう。
寮の話や学内応募通過後の話はまたいずれ。
DoNA-Emon
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